「役者は、明るく元気で滑舌が良く声が大きくなければいけない」と思い込み、演劇を断念していた時期があります。 そんな方は私だけではないのではと思います。 ですが、世の中には暗い役も滑舌が悪い役も声が小さい役もあります。 このワークショップでは、参加者本人の良さを探して活かして闘うための一歩として、一人一人のための役を作り、短い作品を創作したいと思っています。 「役者」のイメージを一度壊して「自分」を探すワークショップになれば幸いです。
國吉咲貴(くによし さき)
くによし組主宰・脚本・演出・役者
人見知りでコミュニケーション下手ながらも2015年にくによし組を立ち上げ、以降全作品の脚本、演出、ときどき出演。
「異常で、日常で、シュール」をコンセプトに、世の中に浮かんだ疑問や、口に出すことが憚れるようなことを、コメディにして上演している。外部への脚本提供や演出、客演もしている。
受賞歴
佐藤佐吉賞2017優秀脚本賞、他3部門にて優秀賞、ミソゲキ2017大阪の家康賞、佐藤佐吉賞2015優秀助演女優賞受賞。
第3回、4回せんだい短編戯曲賞、第21回劇作家協会新人戯曲賞、伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2016短編部門、 最終候補。